～講座紹介～

国際人道法は、戦争の災禍をできる限り軽減するという現実的な願いから生まれ、国際武力紛争または非国際武力紛争においてのみ適用される法規です。 国際人道法には二つの役割があります。それは、敵対行為を規律すること、そして武力紛争による犠牲者を保護することです。しかし、実際の紛争では国際人道法が守られているとは言い難いケースが多く発生しています。本講座では国際人道法の解説、その現状や課題などをお伝えするとともに、ワークショップでより理解を深め、興味をもっていただきたいと考えています。

『攻撃をうけたリビア シルトのイブン・ジマ病院』

砲撃により破壊されたオペ室。患者は廊下等へ移動させられた。
[撮影日] 2011/10/15
[撮影地]　リビア

『同僚が殺害され嘆き悲しむドクター』

ドクター、看護師２名、ドライバー 併せて４名の同僚を失った。
[撮影日] 2011/4/1
[撮影地]　リビア

『ミラスタの最前線』

市街地戦が行われたミラスタで助けが必要な人々を捜すドクター
[撮影日] 2011/4/23
[撮影地]　リビア

赤十字は、戦争での体験をもとに常に中立の立場で救護を行う国際的な組織の必要性から生まれました。現在、世界189の国と地域に広がり、紛争地や災害被災地、また、日常では救護、医療、福祉などを行っています。

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