～講座紹介～

東南アジア等の熱帯地域で流行するデング熱が昨夏、我が国でも発生し、多くのマスコミで取り上げられました。我が国では馴染みが薄い感染症ですが、蚊を媒体として伝播し、感染が一挙に広がる可能性のあるデング熱についてその専門家である（株）バイオメディカル研究所の宮崎博士が分かり易く解説します。また、同研究所が開発し、タイにおけるデング熱対策に貢献することが期待されている簡易診断キットも紹介します。その他、JICAが受託している中小企業海外展開支援事業の神奈川県内の他企業による活用事例もご紹介します。

『ネッタシイマカ（Aedes aegypti）』

デング熱等ウイルス性の感染症を媒介する蚊として恐れられている
[撮影日]
[撮影地]　CDC, USA

『デング熱の簡易検査キット〝RapiDengR-Ag”』

バイオメディカル研究所が開発した、デング熱の簡易検査キット
[撮影日] 2014/10/1
[撮影地]　日本

『タイ国での現地調査　マヒドン大学にて』

タイでのデング熱発生動向とその対応についての調査する団員
[撮影日] 2014/11/10
[撮影地]　タイ

バイオメディカル研究所は、ウィルス感染症などの体外診断薬の開発や販売を行うベンチャー企業として2011年に設立されました。デング熱の感染を短時間で判定できる検査キットを開発し、タイ等での普及を目指しています。

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